今日は、麻友の18歳の誕生日なんだ。 深くて重い意味なんて持たない、ただの誕生日なんだ。 「瑠衣。どうしたの? おみやげなんて買ってる場合じゃ……」 「麻友への誕生日プレゼント。俺さ、用意してなかったから」 照明のライトに照らされてきらきら光るアクセサリー。 それらを物色している俺に、律は軽く溜息をついてから言った。 「選ぶの手伝おうか?」 「……や、大丈夫。俺が1人で選ぶ」 言って、俺は麻友に合いそうなものをじっくりと探し始めた。