everlasting love~幾星霜の果て



“次の朔の日に、わたしのからだが眠る場所へ来い”




ヒメミコ様は俺だけじゃなく、おそらく律や磯辺にも同じことを言ったに違いない。




「この地に眠っているのはヒメミコ様だけじゃない。タスクを含めた奴婢たち、そして……国が荒れたときに命を落とした多くの民たちも眠っている」




この世界の人々からしてみれば、憩いの場となっているただの“広場”。

けれどその地中深くには、遠い遠い昔、この地で生きていた多くの者たちの亡骸が眠っている。




「“最後まで楽しむがよい”。……ヒメミコ様はそう言ったけれど、それは“すべてを忘れて”楽しめって意味じゃない。“カヤが犯した罪を忘れずに”楽しめってことだったのよ」




つまりは、俺も含めた奴婢や民たちが眠っているこの地のそばで。

自らが犯した罪を忘れることなく、最後の転生を楽しめ。


……そういうことなのか。