王座を望むヒコミコが、民たちにどれだけ支持されていないか思い知れば良いと思った。
民たちが、ヒコミコを永久に追放してしまえばいい、と。
そしてわたしは……、タスクに会いたい、国のことよりもそれを強く望んでしまった。
結果、多くの民たちが命を落としてしまった。
わたしが殺めたも同然だ。
『それほどまでにタスクのそばにいたいのなら、その願い、叶えてやろう』
「え……っ?」
『タスクとともに輪廻転生を繰り返すがよい。だが、そのまえに、わたしとともに命を落とした民たちの魂へ祈りを捧げよ』
タスクとともに、輪廻転生を繰り返せ?
また、わたしはタスクと一緒にいられる?
……そんなわけがない。
民たちを裏切ったわたしに、ヒメミコ様がそんな寛大なことをしてくれるわけが……。


