『あたしも、話したいことがあるから――……』
何かを決心したかのように、蜂谷はきっぱりとした口調で言ったあとに、「それじゃ」と電話を切った。
どんな話なのか、容易に想像できた。
きっと、ヒメミコ様がカヤに与えた罰のことだ――
律の話では、カヤはたった1日だけ女王の座に就いただけだった。
民を残して死んだ。
それが民を裏切ったということになるのなら、俺は絶対に納得できない。
“カヤ”の口から、真実を話してほしい。
俺が死んだ後、あの国で、カヤの身に何が起きたのかを。
なぜ、罰を受けねばならなかったのかを――……


