夜、8時すぎ。
蜂谷、今ごろ何しているんだろう。
風呂に入ってるかな。
どこかに出かけていて留守……ってことはないかな。
それとも、「今日は疲れた」なんて言って、寝ていないだろうか。
いろんなことを考えてしまう。
蜂谷を夢中で追いかけていた頃の俺だったら、
そんなこと考えもせずに、すぐに番号を押していたのに。
蜂谷がカヤであることを知った今は、なぜか、とてつもなく緊張してしまう。
律が事前に根回ししてくれているのだけれど。
それでもなお、「何言ってんの、あんた」なんて突っぱねてしまうのか。
それとも……
“タスク”
俺のことをそう呼んでくれるのか。


