この学校に転入する数日前。 学校に下見に来ていたわたしはカヤ様と再会したことで不安を覚えた。 「……カヤ様?」 「……おまえは……っ」 再会できた喜び? ……ちがう。その時のわたしたちは、互いに不安の表情を滲ませていた。 「まさかとは思いますが……タスクもこの学校に……?」 恐る恐る訊くわたしに、カヤ様は無言で頷いた。 最初に出会った国で、本来の性別で、みんな転生した。 しかもここは、これまでとは違う自由で平和な世界。 ――きっとこれは、輪廻転生の終焉だ。