「これからカヤは人界に降り立ち、罰を受けてもらう」
「……罰……?」
「気が遠くなるほどの長き時間(とき)に渡る罰だ」
「ヒメミコ様、罰って……。どうしてカヤ様が? カヤ様は立派に……」
たった1日とはいえど、カヤ様は女王だった。
そして、女王になるための努力を惜しむことはなかったのに。
「イヨ」
わたしの反論を遮ったのは隣にいるカヤ様だった。
「わたしは女王として最大の罪を犯してしまった。だから、罰を受けるのは当然なのだ」
「……罪って……、どういうことですか?」
「…………」
尋ねても、カヤ様は自らが犯した罪について話さなかったし、ヒメミコ様もまた教えてはくれなかった。


