昨日の放課後――……
蜂谷の机のなかに不自然に押し込まれたジャージ。
あの光景を思い出した俺は、そういうことだったのか、と納得する。
「……ひょっとして、俺のせい?」
力なく呟いた俺を見て、蜂谷は失笑する。
「ちょっと。それってある意味、うぬぼれ入ってるし。“俺がモテるせいで”って」
「いや、そういうわけじゃ……」
「ていうか、このくだらない嫌がらせ、忘れてね? あんたなんかに同情されたくないから」
蜂谷は落ち込む様子すら見せず、毅然とした態度でやり過ごす。
「……じゃ、あたし帰るから」
「………っ」


