everlasting love~幾星霜の果て



「あぁ、そうねぇ……」




山田先生は拍手をやめると顎に人差し指を押し当てながら、しばし空を仰ぐ。




「1人は3年生で決定しているんだけど、もう1人がなかなか見つからなくて」




2日間にわたって行われる文化祭。

初日は、模擬店をしない1年生の合唱や演劇、吹奏楽部の演奏、カラオケ大会なんかがあって、そのトリとなるのが、毎年2名選出される個人のピアノ演奏だった。




「……俺じゃダメですか?」




ある企みを持って申し出てみれば、




「え、いいの? 小林くんが出てくれるなんて助かるわー」




山田先生は安堵の溜息をつきながら、快くOKしてくれた。