小夜は次にさらっと市狼の言葉に対して、さらっと答えた。
「狼さんとたくさんの妖精さん、鳥さんと小動物さん・・・土の中に住んでる動物さんは生きてると思う。」
「えっ・・・小夜ちゃん?その根拠ってどこからきてるの?」
「根拠って、ビジョンでそう見えるから。
ルナドルートの様子を知りたいって思って目をつぶると、市狼さんたちのほんとの姿も見えるけど、漠然と妖怪や妖精それから人の動きがモノクロのビデオみたいに見えるときがあるの。」
「それが王族の力。姫の能力の1つなんだね。
すげぇ!すごいよ小夜ちゃん。
ちゃんと生きてる命があるのか・・・よしっ、やる気出てきた。
まずは、姫を鍛えて、どんどん素晴らしい能力を発揮してもらわないとな。」
「やだ。いきなりスパルタ教育なんて!!」
「僕は乱暴な教え方なんてぜんぜんしてない。
親切、丁寧、根気よくだなーーーーー!って。
もし、決戦の日が遠のいてこちらの学校で卒業しちまったら、小夜の先生になってもいいな。」
「えっ・・・((今、小夜の先生って言った?先輩に呼び捨てにされたの初めて・・・))先生って?」
「学校のみんなを欺いて、僕たちが存在しているのは知ってるよね。
進級すれば設定をいろいろと変えないとね。
さすがに阿狼なんて生徒でいる時間がもうつらそうだから、生徒会のメンバーで会社でも建ててしまおうかって考えたけど、そんなことをして就職希望者が来ても困っちゃうからねぇ。
学校がいちばん都合がいい。田舎だしね。
3年卒業したら、次回は小夜の担任の先生に決めた。」
「そ、そんなぁ。調子狂っちゃう。」
「もう、いつもの調子は保っていられないくせに・・・。
そうだろう?小夜・・・。」
「うぎゃあーーーーー!!!!」

