「理屈とか理論??……オレにはそんなコト関係ないね」

「……屁理屈なんて信用できんのや。そんなの口先だけやろ」

「そんなコトねぇよ。少なくともオレは、理屈とか理論を振りかざす気はねぇよ」

「……ひとつ教えたる。アンタのしてるコトはおせっかいでもなんでもない。ただの理屈や」

「理屈って……オレはそんなつもりじゃ」

「そんなつもりじゃないんならなんなんや!!……あたしにあれだけ屁理屈並べといて今さら開き直る気なんか、アンタ」

「だからちげぇよ。そんなんじゃねぇから」

「……余計なおせっかいはいらん。おせっかいやったらあたしには関わらんといて。理屈も理論もいらん」