「お前はそいつに仇取るために生きてきたんだろ??……でもそれだけのために生きてきたとは思えないんだよ、お前」

「……あたしのコトなんも知らんくせにわかったようなコト言わんといて!!」



関西弁女が怒鳴ったせいで周りのみんながオレたちのほうを向く。

……関西弁女は唇を噛み締めた。



「……妃菜、ちゃん??」

「あたしは……あたしにはもうこれしか生きる道がないんや!!全部兄ちゃんのためや。兄ちゃんのために生きてきたんや!!」

「…………」

「……アンタにはきっと、一生かかったってわからへんやろな。あたしの気持ちなんて。わかるわけあらへん!!」