私がセピアと一緒に、 リビングに戻ると、 椅子に座って、 本を読んでるシオンと お風呂上がりのライトに 声をかけた。 「ライト、シオン。 明日の依頼の事、 覚えてる?」 「明日ぁ? 明日は確か、 今のこの世の中では、 お偉いさんの とこに行くんだろ? ったく、 依頼があんなら、 自分で来りゃいいのに…」 「ライト、 お前はまた… まぁ… 確かに気分は悪いが。 ルナ、 アイザックさん(お偉いさん)が どうかしたのか?」 シオンは ライトを注意してから 私に視線を向けた。