手に、足に、腕に、肩に。 読み合わせしていると、だんだん体も演技したくなってくる。 音響は、どんな音を流そうか。 照明は、どのように工夫する? カラーにサス、ボーダー、どのライトを入れた方がいいのかな。 読み合わせしているだけでも感じる。 私は今、“白雪姫”なんだって。 「――あぁ、なんて美しい姫なんだ。」 ―…突然、背中に電流が走ったかと思った。 ふいに、私が“私”に戻った瞬間。