風呂から上がって、ロビーの
ソファーに座ってくつろいでいると、
紫音と由南がやって来た。

ちょっと立ち止まったかと思えば、
紫音が由南に押されて‥

俺の前に。

また、無意識の上目遣いで見上げて来た。

戸惑いながらも、
「どうした?」

と聞いてみると‥

「‥今日の夜、あたしの部屋に‥
来てくれないかな?」