チャイムが鳴り、担任が 入ってきた。 「今日も、修学旅行の自由時間の 行動とか決めてくれー」 「誰か、どっか行きたい所ある?」 「あ、これは??」 そう言って由南が指差したのは、 「風鈴作り‥?」 「なんか楽しそうじゃない??」 「うん、あたしもやってみたい!!」 紫音がそう言うなら、もちろん‥ 「じゃあ、俺らの班はそうしよう。」 「楽しみだね〜♪」 紫音が笑顔になってて、 自然と頬が緩んでいた。