体育館倉庫の近くに、 女3人がいた。 「あの3人、奏人のファンだと思う。」 由南が言った。 とりあえず、聞いてみるか‥ 「なぁ?」 「あ、奏人様♪」 「紫音‥知らねーか?」 「さ‥佐野さん?」 こいつら‥絶対、知ってる‥ 「紫音どこ?」 優しさの欠片もなく聞いた。 「プール‥です。」 プール?! 「「奏人!!」」 由南と輝が焦ったように、名前を 呼んだ。 ヤバい‥気がする‥