気づいたら赤に染まっていた。 いつの間にか相手は10人ぐらいに増えていたけど、どうでもいいように無我夢中で殴り続けていた。 『…っ…』 鉄の匂いがツンと鼻にくる。 『…っ…くそっ…』 何でこうなった? 何で赤に染まる? もう…限界だ…。 トンとちからなく壁にもたれかかる。