「いやー。実にダサい」 「なら着んなや」 今日は待ちに待ってない体育祭の日。 晴れ空の下、私が「うーん」と、背伸びをしていた私に、飛鳥がクラスTシャツの襟元を引っ張りながら言っていた。 私は袖を瞬斗や聖のように肩まで捲り、一番後ろの列に、教室から持って来た椅子を置いた。 右隣が聖で、左隣が瞬斗。 私にピッタリの並び順だ。 瞬斗の隣に居る航に持たせてたお茶とデジカメを受け取り、私は体育祭が始まる前から、みんなを撮影。 「何故に逃げるんや;;」 瞬斗はなかなか撮らせてくれないけど…。