自殺Tube

「一時的?……じゃあ、何かがあればまた出てくると?」


「その可能性もあります。そうなったときはいつでもお電話ください。参りますので」


「ありがとうございます。これ、今日の除霊に掛かったお金です」


 現金の入った封筒を渡す。


 川井が中を確認し、


「ありがとうございます。それでは」


 と言って、部屋から出ていった。


「フゥー」


 吐息が漏れ出る。


 ちょうどお昼だったので、昼食を作った。


 それから数日間は何も起こらなくて済む。


 俺も安心して、パソコンを使っていた。


 もうアンインストールしたあのソフトに用はないし、おそらく霊が出てくることもない