『んあれ?珍しいこともあるんだね、人がくるなんて 君も考え事でもしに来たの?』 屋上の重い扉を開いて太陽の日を感じ、さくに近づいたときだった ショートカットの茶髪混じりの黒髪に少し細めの目、白い肌。 第2ボタンまで開いた半袖のブラウス、白のサマーセーター、膝から手のひら一つ分くらいの丈のスカート 黒の薄いニーソ、落書きした上履き 特に可愛いわけでもない、普通の女の子がいた。 実に馴れ馴れしい雰囲気。