それはともかく私は夜の散歩が日課になってきた

前の公園が大抵の終点

たまに違った場所にいったりするけど

あの場所が少し気に入った

屋上という居場所がなくなってしまったので

公園をまた私の居場所にした

南彼方が現れないか心配だったが現れなかったので良かった

そして今日の終点もこの公園

静かに流れる風の音

癒される虫の鳴き声

上をむくと目の前に大きく広がる夜空

生きているって感じがする

命の公園

私は柄にもなくそんな名前で呼んでいた