夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】






それから悠大と少し話をして、ちょうど奏音と英が一緒にいたから、二人の所に行く。




「かーのん♪えーい♪」


「どうしたの?」


「…何」




いつも通りにニッコリ笑う奏音と、いつも通り素っ気無い英に、最高の笑顔を見せる。




「勉強、教えてくれてありがとうねっ!」


「教えがいも無かったけどね~」




少し嫌味っぽく言うけれど。


そんな奏音が、あたしは大好きだよ。


ま、勉強教えてくれてる奏音は怖いし苦手だけどね…




「…別に、何もしてないし」




顔を逸らして言うけれど。


それが照れ隠しって、あたし知ってるんだよ?


だって、ほら。


少し、耳が赤くなってる。


そんな英も、あたしは大好き。


勉強教えてくれてる時にすぐ舌打ちするのは直してほしいけどね…