夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】






「ゆーだい♪」


「んあ?何」


「勉強、教えてくれてありがとうね!おかげで結構出来たし♪」


「別に、大したことしてねぇよ……最終的に頑張ったのは遥だろ?」




悠大はそう言うけど。


きっと、あたしを頑張らせたのは“バスケ”で。


その中には、“悠大とバスケをしたい”って言うあたしの望みがあって。


それがあったから、あたしは頑張れたんだと思う。


だから、悠大…




「ありがとうねっ!」




あたしの言葉に、悠大は答えになってねぇ、って笑うけど。


あたしには、これ以外に伝えなきゃいけないことがわからないから。


あたしは、最高の笑顔で言うよ。


“ありがとう”を。