「…じゃ、岡田、遥のことお願いね」 「あぁ」 「遥、明日ね」 「え?え?どう言うこと?」 「西園寺、行くわよ」 「…ん」 そう言って、あたしは西園寺と体育館から離れていく。 遥は意味わかんない!って顔をしてるけど、放っておく。 それに、あたしは西園寺に送ってもらうんだし、問題は無いでしょ。 しかも、遥は恋に疎すぎ! そんなあんたは岡田に送ってもらいなさい♪ と、心の中でほくそ笑んだ。 【ゆりあside.end】