夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】






「いたら悪いのかよ」


「いや、悪いわけじゃないけど…」


「俺等も練習しに来たんだよ!遥達もか?」


「じゃなかったらここにいないし」


「…だろーな」




そして、あたしは何で二人と呑気に話しているんだろう。


練習、しなきゃダメなのに。


早く、練習しなきゃ。


もっと、もっと…上手くならないと。


もっと、もっと上手くなって、県大に行くんだから。