でも、そんな沢山の人がいる中で人間関係を育みながら、大きく成長できるのが、部活だと思います。


あたしはまだ中学3年ですが、バスケを通して、部活を通して沢山のことを学びました。


勝つことの嬉しさも、負けることの悔しさも勿論学びましたが、


カノの言っている様に、楽しまないと勝っても意味が無いことも学んだし、なっちゃんのいう様に応援の大切さも学びました。


というか、あたしの部活への心境はなっちゃんとカノとるぅを足して割った感じでしたね。


試合に出る時は、楽しんで、出来るだけのことはする。


ベンチで応援している時は、誰よりも大きい声を出して、コートのみんなに届くようにする。


そのくせ、るぅみたいに自分まだまだだなぁ…って全然自信が出ないんですよね。


友達は“水瀬の応援はコートにいてすっごい心に響く”とか言ってくれてるのに、全然まだまだだって思うんですよ。


でも、これがあたしで、こんなあたしだから成長できたんだと思います。


この作品でも、色んな人が色んな感情を持っている中で、沢山の成長があるんだと思います。


色んな人が、色んな気持ちで生きているんだってことを、感じてもらえたら嬉しいです。






あ、あと、竹ちゃんが言っている台詞は、ほとんど水瀬のバスケ部の顧問の先生の受け売りです(笑)


なんかこっぱずかしいのに、心に残ってるんですよね。


すっごいあの時は心に残った言葉ばかりです。