応援をしているあたしに、声がかかる。 「奈月、交代」 そう言ったのは、勿論…顧問の竹井先生。 「ハイ。誰と交代ですか?」 「奏音と。ディフェンスはいつもの。奈月は上に上がって、ゆりあを下にさせて。わかった?」 「OKです。次、交代お願いしまーす」 横でオフィシャルをしている子に声を掛ける。 「ピ――」 「ピ――」 審判の笛の後に交代の笛が鳴り、中に入った。