ディフェンスを抜いたあたしを見て、ゆりあからパスが回ってくる。 あたしは少しドリブルをついて、そのままレイアップを決めた。 「ナイッシュー遥ー!!!!」 ベンチから聞こえる声に、頬が緩む。 父兄席に座っている悠大達に目を向けると、3人ともニッと笑ってあたしを見ていて。 あたしもニッと笑って見せた。 K中さん…? あんた達がこれで終わらないのは知ってる。 でも、あたし達もこれで終わらない。 覚悟してよ…?