相手がトップの3人でボールを回す。
これは予測済み。
簡単には騙されない。
しかも、K中で3ポイントを得意とするのは、ガードの奴。
他のフォワードの奴も打つと言えば打つが、3のシュート率が悪い。
他の位置だったら余裕で入るからそれはそれで要注意なんだけど。
「英、6番上がったー」
「カノ、そっち行ったー」
あたしとゆりあの後ろで、そんな声がする。
6番上がったってことは…
行く…かな?
そう思った瞬間、フォワードの子から6番にボールが渡る。
でも、フッと笑う。
トップで回すしても意味がなかったから中に入れて少し縮まった所で外に出そうと思ったのかもしれないけど…
そういうプレー…英、大好物なんだよねぇ…


