竹井先生はあたし達の返事を聞くと、ニッと笑ってみせる。
それを見てあたし達も、ニッと笑った。
「コートに出てくださーい」
審判に呼ばれて、コートに挨拶し、コートに入る。
どうやら審判は、うちの男バスの顧問がしてくれるらしい。
「礼」
「「「「お願いします!」」」」
「「「「お願いします」」」」
目の前に立つK中の5人を見据える。
やっぱり、威圧感と言うかなんというか…よくわかんないけど、強いってことはわかる。
こういう試合って……興奮するよねぇ…
ぜぇってぇ……あの完璧なマンツー打っ壊してやる。
負けねぇとはいえねぇ。
…けど。
ぜってぇ、シュート決めてやっからなぁ!!
待ってろK中!!
あたしの心は真っ赤な炎に包まれていた。


