夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】






「今日の相手はK中。強豪校だ。わかってるよね?奏音、K中のディフェンスは?」


「マンツーです」


「その通りよ。多分あっちもそれで来る。だから…こっちもディフェンスは2・2・1からの2・1・2のゾーンプレスで行く。イイね?」


「マンツーはしないんですか?」




ゆりあの問いに、竹井先生は平然と答える。




「マンツーは先週の練習試合でしたからいい。取り敢えず、今日は全力でぶつかりな!楽に勝てる相手じゃないことはよくわかってるよね?だから、今出せることだしな!…あ、無理しすぎたらだめだけどね?怪我して県大予選に出れない…なんてことになったら元も子もないから」


「「「「はいっ」」」」



「じゃ、スタートは……ゆりあ」


「はい」


「愛海」


「ハーイ!」


「奏音」


「…はい」


「英」


「……ん」


「遥」


「ハイッ!!」