夢へ走れ!! ~小さな夢の向こうには~【完】






行き成りの奏音の解説に、あたしとゆりあの目は点。


元々よくわからないマイペース野郎だとは思ってたけど……何でそんなにK中に詳しいの?!


頭大丈夫?!




「大丈夫よ。しかも、この位の情報なら他の中学も全部この頭に叩き込んであるから」




コヤツ、あたしの心の中を読みやがった!!


奏音の正体はエスパーだったらしい…




「いや、全部口に出してるし」




ゆりあの言葉に、内心焦った。


え…てか有り得無くね?


口に出してた!!?


あたし…変なこと言ってないよね?


目の前には、真っ黒な笑顔を張り付けている奏音。


うわ~…勉強とバスケしてる時以外でこの表情を拝む時が来るとは思わなかった。




「えへ?」




そう誤魔化そうとするあたしに奏音の雷が落ちたのは言うまでもない……