――キーンコーンカーンコーン
放課後になったことを告げるチャイムが鳴ったと同時に、席を立ちあがる。
「部活だ―――!!ゆりあ、いこ!いこ!」
「あー…ごめん。あたし、委員会あるから今日部活遅れる…」
「あ、そうなんだ?んじゃ、副部さんに伝えとくねん」
副部=副部長=副キャプテン
と言う方程式により、あたしにはゆりあが遅れることを伝えると言う任務が出来ました。
「じゃ、よろしくね?」
そう制服姿のまま言うゆりあに、
「おーけー、おーけー。任せときなさいっ」
そう着替えながら答えた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…