『っえ?!ど、どうしたのっ?!?』 私は若干パニックになったものの、 ジンからは離れようとはしなかった――… ううん…、"離れたい"なんて思わなかったから ……。 「…寒いんだろ?…こっちの方が暖かいと思って……嫌、だった?」 いつもとは違う、ジンの声に少しドキドキした。