猫娘さまっ!




――――……


そのころ ユウキとジンは。



『うぅ…さぶい…』




風がごおごおと音を立てて耳を通っていく。



水着一枚の私たちはこの寒さに耐えられるわけなんてなくて…



『あれ、ジンがいない』



そこで、さっきまで隣りにいたジンがいないことに

気がついた…


ジン、どこ行っちゃったの-?!?