「……美加」 今にも泣いてしまいそうな、そんな表情を浮かべる先生。 「……先生」 ズキンと、胸が痛む。 「私は、先生が嫌いです」 ズキン、また痛む。 「だからもう、私に近づかないで下さい」 落ちていた鞄を拾い上げ、私は第一自習室の扉を開けた。