「んんんぁ…………。」

私は目がさめた。

しらぬ間に気絶をしてしまったようだ。

もう朝になっていた。


「お前寝過ぎ!!!」

「ミリア、もう朝だよっ!!」

「ほんと申し訳ありませんでした…。で、ここどこ?」

「ライアの宿屋だよ。ミリアの財布から3人分の宿屋代、3000$出しといたからっ!!!


「3、3000$!?高っ!!!!!」

かなり痛い出費だ。

「今日はお前、雷の戦士に力借りんだろ?」

「うん…。」

「大丈夫!ミリアならきっと勝てるよ!」

ミリア一行は宿屋をでた。

ライアは全体的に和風な感じの町並みだ。

ライアの寺院に長はいた。

「よくきた。戦士を求めにきたな。汝、戦士に何をもとめる?」

「有力な戦士です。」

「よかろう。ジン、相手をしてやれ。」

「はい。わかりました…。」

うわぁ、この人の雰囲気無理……。妙な緊張が走る…。

「俺の名はジン。お前は?」

「ミリアです。」

「どんな手を使ってでも俺を倒して見ろ。」

「……………。へ?」

言っていることが良く分からなかった。

「なぁ、レイス…。アイツってミスティ学院で剣技の成績トップだったやつだよな…。」

「え!?すごいね…。ミリア…。頑張って…。」