ちょっと気になったが、俺は特に追求しないで、そのまんま髪をセットした。


洗面所から出てくると、澤田は朝飯を食べ終わっていて、洗面所で歯を磨いていた。





トースト3枚。

ペロリと食べやがった(汗)


モンスターめ。





















キーンコーン

カーンコーン


澤田より10分遅れで家を出て、学校にやってきた俺。





「よ。葵斗!昨日はどうしたんだよ?昼休みからずっといなかったし、ホームルームもいなかったじゃねーか」


力が紙パックの紅茶を飲みながら、俺に話しかけてくる。





「…ああ。ちょっとな……」

「あ〜!やっぱり女!?」

「…まぁ」

「くっそぉ〜俺も誰か誘ってサボれば良かった〜」