『〜〜〜♪〜〜〜♪♪♪』


音痴な声が…部屋ん中に響き渡る。





「イエーイ♪」


シャカシャカ‥シャン


耳障りタンバリンを叩く音。







『〜〜〜〜♪……』

「イエーイ!力〜良かったよ〜」


力がどや顔を浮かべてマイクを置き、俊也がタンバリンで拍手をする。





今俺と力と俊也は、学校帰りにカラオケに来ている。

今日バイトがない俺は、あまり好きではないが…力と俊也が行きてぇって言うカラオケにつき合わされていた。



さっきから力の歌のオンパレード(汗)

俊也がタンバリンで盛り上げて、俺はそんな二人をソファーに寝転がりタバコ吸いながら眺めていた。








「楽しいなぁ〜カラオケって♪」

「ね♪次、俺歌っていい?」


はしゃぎながら、カラオケの電文を見る力と俊也。




俺はアイスコーヒーを一口飲み、携帯で時間を確認する。








18:27か…



「つーか三人でこうやって遊ぶのって久しぶりだよな〜」