仮.双子の代わりにアイドルへ

授業が終わり、

あたしは真っ先に家に帰った。


「ただいまっっ」


玄関には、2足の知らない靴があった。


ドアを開けると。

スーツを着た人が2人居た。


「空…こっちに座りなさい。」


あたしはお母さんの隣に座った。


「あの…お兄ちゃんどうかしたんですか?」



「あぁ…
君のお兄さんの優さんは、

今、手術をするために入院している。

マスコミには何も言っていない。
優くんがそうしてくれって…

優くんは、君達家族にも内緒にして欲しいと言われた。
でも、そうは行かなくなった………」