「……ククッ。」 俺は、愛実が出ていったあと、 今日のことを思い出していた。 ……にしても、 「おもしれー。」 「何が?」 声がして振り返ると、 「純弥。」 純弥が立っていた。 こいつも、ココの合鍵を持っている。 「で、何が面白いって??」 「あぁ……、愛実。」 「あぁ、愛実ちゃんね。 ……って、は??」 驚いたような顔をする純弥。