トカゲが答えを出そうとしたところで、
教団がまた、トカゲに金縛りを掛けた。

「いいところで」

ソフィスティケイテッドが呟き、
呆気に取られていた教団は、
やっと自分達に、不都合にことが進んでいることに気づき、
慌てだした。
金縛りを掛けたのは、鷲鼻。
他のものがわっと逃げる中、鷲鼻は動かなかった。