サグラダ・ファミリア

急に怖くなる。
シンにそんなつもりはなくて、
私の気持ちが迷惑だったら。

こんな、状況で告白なんか、

考えなしだった。
もし気まずくなってしまったら・・・。

シンが口元に、片手をあてた。
シンの反応に、全神経が集中している。
シンは頬を赤くして、
上目遣いに顔を上げた。

「・・・考えて・・・なかった・・か・・・も・・・」

「え?!」

「ごめ、・・・想像も・・・、
 こんな展開、
 ・・・嬉しいけど、どうしよう、
 わけがわからない」

「わからないのはこっちだよ、
 シンは、
 どうなの?
 私のことどう思ってるの?」

「世界で一番大切だと思う」

「・・・せかっ・・・」


規模が・・・。


「って俺?!・・・なんか違うね?!
 え、・・・うん・・・ええと、
 ・・・俺も好きかも・・・・・・・」

「キスしていい?」