とりあえず、俺は千陽と距離を取った。 …といっても1mもないけど。 まぁ近付いてないよりかはマシだ。 「つかなんで、お前は俺の息子が欲しいんだ?しかも男の俺。…お前なら女の子、余裕でたくさん集まるだろ?」 「……」 コイツは変な頭をしているが、ルックスはまぁまぁだ。 社内では結構モテてると思う。 「なんでって…好きだからですよ」 「なにが?」 「……南斗さんが」