しばらく無言が続く。 そして、やっと口を開いたと思ったら信じられないことを言った。 「…息子とは、男のアソコです」 「――ぶはっ!」 俺は壮大に噴いた。 「ゲホッゲホッ!」 「ちょ、大丈夫ですか!?」 「だっ、大丈夫なわけねーだろ!いきなり何言い出すんだテメェ!…ゲホッゲホッ」 テーブルを普通な顔をして拭いている千陽を軽く睨んだ。