―――――――
「うわっ人凄いね」
「ん…」
「?なに、」
「だからー…手、繋ごうって」
「あっ、ははは!!
そっかーごめんごめん」
気恥ずかしくなりながら
手の温もりを感じて歩く…
「ホントは…私」
人混みを抜けて
静かなところに来たら
彼女が口を開いた
「なに?」
「今日この祭りで
あなたに告白しようと思ってたの」
…どうしよう、、、嬉しい
僕を見つめるその瞳が
あまりに愛しく、
ゆっくり近づく2人の距離
「人が見るかも…」
彼女の小さな不安と躊躇い。
「大丈夫。見てるの、星だけです…」
天ノ川の下で彼女は静かに瞳をとじた
・・・・End・・・・



