改めて、カウンターから外れると
彼女が小さいことに気付く。



「あっつーい!!
もう中入らない?」


「あ、そうですね」



そうして…また
僕と僕の想いを壁が隔てる



…ああ、太陽と反射してキラキラ輝く
花を見たとき何故切なくなったのか
少し分かった








僕自身は輝くことも出来ない、
ただもがいていないだけなのに



変化が怖く、嫌いな壁さえ
在ることにホッとする




弱虫だ…