ゆびきり

その詩をみて、私は崩れるように泣いた。





「私の名前、どんだけ使うのよ」




笑えるのに、涙が止まらない。
切なすぎるよ、嬉しすぎるよ。




大好きだったよ。




でも、私も詠士に幸せになって欲しい。





大切な友達と幸せになって欲しい。




その気持ちに嘘も曇りもない。




「前向かなきゃ」




前を向こう、今はすぐに諦めきれなくても、辛くても、私は幸せになってやる。




詠士とゆびきりしたんだもん。





幸せにならないと勿体ない。