そして、歓声の中、アンコールで三人が出てくると、マイクを握ったのは梨由だった。
「アンコールありがとうございます!」
その言葉に、皆声援で応える。
「実は、今から新曲をやりたいと思います!テレビでもラジオでも流したこともない。むしろ、レコーディングもしていない、ここで演奏するのが初めての曲です」
会場が一番初めに聞けるなんて、皆、喜びの声がより大きくなった。
「これは、私が初めて自分を素直に出してあげようって思って作った歌詞です。
とても、大切な友達に素直になることを教えてもらいました」
そう言って、梨由は微笑んで私と一瞬だけど目を合わせてくれた。
その言葉に、私の胸も高鳴る。
「私は、ずっと大好きだった人がいて、叶わない恋をしていました。そんな私を支えてくれた人を、今度は私が手放しました。大好きだったのに、素直になれなくて、迷惑かけたくなくて逃げていたの」
会場は今までにないほど、静寂に包まれ、梨由の言葉だけが響き渡る。
そして、詠士は茫然と梨由を見つめている。
自分のことを言われているんだと、分かっているんだよね。
「アンコールありがとうございます!」
その言葉に、皆声援で応える。
「実は、今から新曲をやりたいと思います!テレビでもラジオでも流したこともない。むしろ、レコーディングもしていない、ここで演奏するのが初めての曲です」
会場が一番初めに聞けるなんて、皆、喜びの声がより大きくなった。
「これは、私が初めて自分を素直に出してあげようって思って作った歌詞です。
とても、大切な友達に素直になることを教えてもらいました」
そう言って、梨由は微笑んで私と一瞬だけど目を合わせてくれた。
その言葉に、私の胸も高鳴る。
「私は、ずっと大好きだった人がいて、叶わない恋をしていました。そんな私を支えてくれた人を、今度は私が手放しました。大好きだったのに、素直になれなくて、迷惑かけたくなくて逃げていたの」
会場は今までにないほど、静寂に包まれ、梨由の言葉だけが響き渡る。
そして、詠士は茫然と梨由を見つめている。
自分のことを言われているんだと、分かっているんだよね。

